Amazonで電子書籍出版

先日、ある起業家さんとお話しする機会があり、「なぜ、電子書籍の出版をAmazonですると良いんですか?」とご質問を頂きました。このご質問は、昨年秋頃からご縁があって参加し始めた交流会でもよく頂く電子書籍出版への疑問ですので、今回は、なぜ、私が電子書籍出版を始めたのか。そして、なぜ、他の電子書籍販売ポータルに広げずにAmazonだけで成果を上げているのかをご紹介させて頂きます。

なぜ、今、Amazonで電子書籍を出版するといいんですか?

なぜ、電子書籍出版なの?
なぜ、電子書籍を出版することで、ホームページ活用に繋がるんですか?

どうせ出版するなら、出版セミナーなどに参加して商業出版に参加したり、少し高いかもしれませんが、自費出版の方がブランディングにもなるんじゃないですか?

出版という概念自体が違うHCM出版
そうですね!確かに商業出版セミナーというのは、ここ数年流行っていて、私の知り合いも参加され、2、3冊出版されている方もいらっしゃいますし、ビジネスに繋げられている方も中にはいらっしゃいます。

しかし、中には1冊だけしか出版できず、増刷もかからなければ、ビジネスにも繋がらなかったという方もいらっしゃるんですね。数ヶ月かかって原稿を書いて、編集者に見てもらって、また校正に数ヶ月、そして手にした印税はスズメの涙だと嘆いていました。

ただ、僕らがやっているAmazon出版は、他の電子書籍出版とも違うし、もちろん紙本との出版とも違うんだよね。「出版する」という出発点が違うんですよ。

出版のスタートラインが違うって?
ちょっと待ってください!

本が売れなかったのは、その内容とか、作者さん自体に責任があったんじゃないですか?色々聞きたいけど、ひとつずつ整理させてください(汗)

商業出版の誤解
了解!了解。ひとつずつね!

まず、商業出版した本が売れない理由というのは、作家さんにあまり原因はないんだよ。なぜかと言うと、紙の本を出すのには凄いお金がかかるのは知ってるよね。

だいたい初版で3,000部とか刷るでしょ。それの経費をまずは全て出版社が負担する。そして書店に売り込みに行く。店頭に並べられ売れなければ、出版社は、その本を引き取らなくちゃならないし、出版社がそのリスクと経費を全て負うわけですよ。

だから、出版社は売れる見込みがない本は商業出版させないし、出版コンサルタントの方も売れそうにない方には、あまり熱心にならないんだよね。

だって、出版社に損させ続けちゃうと出版コンサルの信用を失っちゃうでしょ。だから、商業出版をして、売れなかったというのは、出版コンサルや出版社の見込み違いだったって言うことになるんです。

 
なるほど…
失礼なこと言ってスミマセンでした。

では、先ほどおっしゃった「『出版する』という出発点が違う」ってどういう意味なんですか?
それと、他社さんがやっている電子書籍出版とも違うってどういうことですか?

出版に対する考え方自体が違うHCM出版サポート

出版という概念自体が違うHCM出版
あら、今度は君から同時に2つの質問だね(笑)了解、了解!

まず、「『出版する』という出発点が違う」ということだけど、僕らが出版社となって編集のお手伝いはするんだけど、編集の方向性が紙の書籍や他社さんがやっている電子書籍の『編集』とは、目指す先が違うんだよね。目指す先が違うのなら、スタート地点も変えた方が良いことは分かるよね?

だから、基本的に1冊目の出版では、誤字脱字のチェックとか、内容とタイトルの整合性とかだけしか見ないんだ。

 
えっ!たったそれだけしかしないんですか!

そんな編集じゃ、その本売れるかどうか、どうやって見極めるんですか?それこそ、売れるかどうかは作家任せにしてるってことじゃないんですか!


出版という概念自体が違うHCM出版おっと!手厳しいねぇ〜。誤字脱字チェックと内容の整合性しかし見ないって言い方は、ちょっと乱暴な言い方だったね。

正確には原稿に対しては、それぐらいしかしないけど、企画に関しては「その電子書籍が次に繋がるか」ということや「どのような『次』を創造するか」ということをたくさん話し合って、決めて行くんだよ。そして、僕らがやっているAmazon Kindleでの電子書籍出版は、そもそも、その本を売って印税収入を稼ごうと言う考え方が存在しないんだ。

だから、1冊目は特に作家さんの「個性」が読者にどんな反響を与えるか、そして、どんなプロモーションで、どんな読者さんが付くのかを見る、テストみたいなものなんだ。

 
わかった!聞いたことあります!!出版マーケティングってやつですね。

テストを繰り返して、より良いものを作って行く。テストマーケティングの基本は、小さく始めて改善を加え、良いものに仕上げて行く…そうやって、売れる本に仕上げて行くわけですね。

 
出版マーケティングかぁ〜なるほど、似ているかもしれないけど、「マーケティング」という言葉を使うと「マーケティングの定義」をしっかりしなきゃならなくなるから、この言葉は、あまり使いたくないんだよね。いろんな考え方があるようだし、話がブレちゃうからね。

そして、君が言った答えは半分正解。

だけど後半部分の「売れる本に仕上げて行く」というのは、残念だけどハズレ。

 基本的にAmazonのKindleにリリースした電子書籍は300円とか500円とか、高く値段をつけても1,500円程度で買ってもらえるようにはするんだけど、僕ら出版社や著者さんがプロモーションを行うときは、売らないだ。

 
売らないって!どういうことですか!

売らなきゃ、私たち著者も松村さんも丸損じゃないですか!そりゃ、紙の本と違って印刷コストとか在庫リスクとかは、ないかもしれませんが、本を書くのって何ヶ月もかかったりすると思うし、本からの売上を無視してその労力はどうやって回収するんですか?

出版という概念自体が違うHCM出版
そうだよね。労力もコストだし、暇な時間を使って電子書籍を書いたとしても、その労力は収入として回収したいよね。

もちろん、Amazonで電子書籍をプロモーションする時は、90日に5日間だけ利用できる無料キャンペーンを使って配布するんだけど、紙の本を配るわけじゃないから、電子書籍のメリットを最大限に生かすための要素を電子書籍の中に入れておくんだよ。

電子書籍が持つメリットって想像付くかな?

電子書籍のメリットを最大限に生かす出版法

 
OK〜。電子書籍のメリットなら私も知ってますよ。

誰でも簡単に出版することができる。そして印刷コストが不要。加えて、在庫リスクもないし、電子書籍を作るソフトも無料でインターネット上に転がってる。

 
そうだね。著者側のメリットは、そんな感じの情報がインターネット上にたくさん出てるね。だけど、実はそんなことはたいしたメリットじゃないんだよ。

今、挙げてもらったメリットは出版するハードルを下げるだけのことで、出版した先のことには一切触れられていないよね。そもそも、出版する代わりには、何かしらの利益を得なきゃ出版するハードルを下げる電子書籍のメリットは、メリットではなくなってしまうし、出版し易くなっただけ夢を見てしまい時間を浪費してしまうことになる「デメリット」と呼べるかもしれないね。

出版するハードルを下げる電子書籍が持つメリットというのは、電子書籍を大量に売って印税で儲けるか、それとも、電子書籍を通じて本業にレバレッジをかけて、そこで収益を得るか…どちらかを果たさなければ、それらのメリットは、メリットでも何でもなく、ドつぼにはまる近道が準備されたってだけじゃないかな。

 
松村さん「ドつぼにハマる近道」って…(汗)

でも、お話の通り出版するハードルが下げられたからと言って、出版するために時間を使って何も得られなきゃ『ドつぼ』ですよね。

だとしたら、インターネットや既に販売されているKindle関連や電子書籍関連の本で言われているメリットの他にも、何か電子書籍を出版する利点みたいなものがあるんですか?もしかして、その秘密は松村さんしか知らないとか?!(笑)

出版という概念自体が違うHCM出版
僕だけが、その利点に気付いているってことはないよ。でも、あまり表に出てきていない利点と言えば、そうなるかもしれませんね。僕も電子書籍出版に関連する本とか「Kindleで儲かる」といった電子書籍は数冊読んだし、関連するWEBセミナーなんかを受講してみたけど、HCM出版でやっているようなことは触れられていなかったと思う。

だけど、既にウチの会社でやっている電子書籍の出版方法に似た方法で出版しているのかな?と感じさせる電子書籍を見かけることもあるし、電子書籍のWEBセミナーや会場に人を集めてやっている電子書籍のセミナー主催者の中には、僕らがやっている電子書籍の出版方法と同じ方法で電子書籍を出版している人はいるよ。

でも、どうやらその方法を使って開いているセミナーで、その方法に触れられることはないようだけど…。

じゃぁ、君がまだ気付けていない電子書籍を出版するメリットを、電子書籍を読む読者の立場になって考えてみてくれるかな?

HCM出版のメリットは、電子書籍を手にする読者のメリットから

なぜ、電子書籍出版なの?
電子書籍のメリットを読者の立場からですか…

電子書籍は、スマートフォンや専用タブレット、パソコンでもアプリをダウンロードしていれば、読むことができますよね。それに…

何冊でも持ち歩ける!

あ!そうだ!スマートフォンならいつも携帯しているし、あ!!もしかして、電子書籍からホームページにアクセスさせたりできるんですか!

電子書籍とインターネットの相性は抜群
すばらしいところに気がついたね!

電子書籍と紙の本での大きな違いは、スマートフォンで読んでもらえるということ。スマホだと、いつも携帯しているし、何冊でも電子書籍を持ち運ぶことができる。

そして、紙の本にもたまにURLが書いてあるけど、流石にその印刷された文字をいくらタップしてもネットには接続されないよね。だけど電子書籍ならネットに繋がる場所なら、直に電子書籍に掲載したURLやリンクをタップすればWEBサイトにアクセスしてもらうことができる。

この紙の本にはない電子書籍だから実現できる利点を活かすための、企画や校正が重要になってくるんです。でも、これだけじゃ、Amazonにこだわらず、楽天ブックやAppleが提供するiBooks、その他にもたくさんある電子書籍販売のプラットフォームサービスを利用した方が良くなりますよね。

では、なぜ、AmazonのKindleにこだわって、電子書籍を出版するのか、考えてみてくれるかな?

 
ふぅ〜やっと正解に近づいてきたみたい!

でも、Amazonにあって他の電子書籍販売サービスにない利点はちょっと今の段階ではよくわからないんで、教えてもらっても良いですか?それと、電子書籍だから実現できる利点を活かすための、企画や校正についても、もっと教えて頂いても良いですか?

出版という概念自体が違うHCM出版
電子書籍の出版サービスはたくさんあるけど、ウチはもともとネット集客のお手伝いをする会社だから、既存の出版社さんとは感覚が違うんだよね。逆に「売れる本をプロデュースして欲しい」なんてお願いされても、きっと既存の出版社や出版コンサルタントさんに頼んだ方が良いと思う。でも、電子書籍の利点を最大限に生かした出版サポートなら、この業界の中で負ける気はしないよ。

そして、Amazonが持っているサービスやそれを利用させてもらう利点というのも、中々ボリュームのある話になるけど、そろそろ君も時間じゃないの?

それと、問合せの時に質問してくれていた、「なぜ、SEOの専門家が電子書籍の出版事業を始めたのか」とか、「なぜ、他にもやっていたいろんなネット集客をサポートする仕事を減らしてまで、この事業に比重を置き、なぜ、ホームページの制作だけ残したのか」については、まだ話していなかったよね。

(まぁSEOの専門家と思われるのはあまり好きじゃないけど、そうとられても仕方がないか…)

このあたりも、ウチの会社HCM出版が手がけている電子書籍出版と密接に関わってくるので、このあたりは次回の打合せの時に答えることにするね。

出版に胸が躍る気持ちも分かるけど、本業が第一だよ!お客様が待っているんだから、お客様が望む君の最高の仕事をまずは、ご提供してあげてきてね!そして、そのとき、「今度、電子書籍出版することになったんですが、どんな内容の本なら読んでみたいと思いますか?」ってお客さんに聞いてみてね!

もしかすると、今はまだ、君にも打ち明けていない『本来、解決したい悩み』を打ち明けてくれるかもしれないよ。

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