Amazonサイクル

Amazon、Amazon.co.jp、KindleおよびそれらのロゴはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

電子書籍とインターネットの関係を仕事を抜け出し美人起業家のもとに話しに行った、代表(本記事は【後編】です、前編の記事は、こちらからご確認ください。⇒ 電子書籍出版とインターネットの繋がり

第1話からご覧になられる場合はこちら


3種類あるAmazonサイクルの1つ目と、2つ目を解説する中盤で、この女性起業家は、私たちも初めは不審に思った「契約形態によっては、HCM出版が顧客とは別に広告を出す」というサービスに突っ込みを入れてきたそうです。「その広告費は、もともと契約料の中に含まれているんじゃないですか?」と…


icon-man-right-smile
そうか!契約料に潜り込ませていれば、ウチの負担を減らせるね(笑)でも、大丈夫、ウチはそんなことはしないよ。

第一それじゃ、広告費に制限をかけないといけない、成果が出るまでには改善もしなくちゃならないし、紛れ込ませる程度の広告費じゃ、改善する前に使い切ってしまうよ。結局は誰の特にもならないしウチのコンセプトは「次に繋げる」。HCM出版のお客さんにも「次の出版」を依頼して頂くのがウチがサポートに力を入れている理由なんだけど、ウチで出版して頂くためには、それなりの費用が必要になる。流石にお客さんは出費ばかりかさんでいたのでは、次の注文はして頂けないよね。

だから、ウチが広告を出稿してAmazonサイクルの効果を底上げするんだ。すると、それも影響してお客さんの電子書籍は広がって電子書籍の売上も増えるだろうし、電子書籍を通じて、本業が伸びていけば、HCM出版は費用対効果の高いサービスだと実感してくれて、次回の出版もウチに依頼頂けるって流れになるよね。

だから、もちろんお客さんの本をHCM出版でもプロモーションする際は、お客さんのビジネスや自助努力の経過などを観察させてもらって、厳選させてもらうよ。そう言った情報を提供頂けるかどうかって言うのが、初めに取り交わす契約形態で変わってくるんだ。

 
そのやり方わたし賛成!その契約形態で私、松村さんにお願いする〜。

ですけど、その契約を結ばない方っているんですか?絶対得だと思うんですけど…別に経理関係までチェックするわけじゃないでしょ?


 
もちろん、お客さんの経理関係までは覗かないよ(笑)そこまでしてたら経営コンサルになるし、僕にもウチの会社にもそこまでサポートする時間はないんだ。だけど、経過データの共有閲覧を拒むお客さんって言うのはいるよ。

正確には「拒む」というか、共有できないという方が正確かな。

この経過データの閲覧の中には、ホームページのアクセス解析なんかも含まれるんだけど、お客さんのサイトを管理しているのが、お客さん自身ではなく制作会社さんってことがあるんだ。この制作会社さんとの契約の関係上、アクセス解析のデータを共有できないので、そう言った契約がウチと結べないってことがあるんだ。

この他にも、経過データを観察する項目はいくつかあるけど、そこは、企業秘密(笑)いくら君でも教えてあげられないよ(笑)というか、話してもきっとチンプンカンプンだと思う。

じゃぁ、ちょうど経過データのことやアクセス解析のことも出てきたので、Amazonのサイト外でも起こるAmazonサイクルの2つ目の話に進もう。

GoogleやYahoo!上で動き始めるAmazonサイクル

man-right-check
Amazonは、Facebookだけじゃなく、Googleの検索結果にも、Yahoo!の検索結果にも広告を出すことがある。「出すことがある」というよりも、あるテーマに限ってはいつも広告を出してくれている。

それから、Amazonはある特定のキーワードに付随した検索上位表示に関しては、絶対的な強さを持っているんだ。

簡単に言えば、Facebook広告と似ていて、Amazonが出稿してくれている広告に、自分が書いた著籍に関連するキーワードで広告が出ていたり、検索の上位を獲得しているAmazonのページがあったら、そこに経費や労力を注ぎ込んで自社サイトの露出を増やさなくても良いってこと。

そして、これは昔も今も有効なんだけど、購買欲求が高い検索様式って言うのがあって、この様式に沿った検索結果で1ページ目を独占するのが、このAmazonのお陰でとても楽になるんだよね。

そう言ったキーワードでの検索回数自体は少ないんだけど、その少ない検索シーンで、せっかく自社のことを検索してくれているのに他社に流れて行かれてしまっては、ガッカリだよね。

加えて、そんな少ない顧客獲得シーンに、あまり熱心になりすぎて労力や資金を使っていたのでは、中々回収ができなくなる。

そう言った意味もあって、電子書籍を使えば、ただでさえ上位表示される機会が多いAmazonの力を借りて、こちらの労力を減らすことができるって分けなんだ。このあたりは、SEOや上位表示に詳しくないと、どれだけの経費削減になるのかはちょっと分かりづらいかな?

 
スイマセン…

流石にちょっとどのくらい得なのかはよくわからないですけど、以前勤めていた会社でもSEO対策の営業電話がかかってきましたが、あまりアクセスが獲得できないキーワードでも、上位表示を維持するのに、毎月お金がかかるって社長が嘆いていました。

成果報酬のSEOというのも頼んだそうですが、成果は「上位表示されているか」に対して請求されるんですが、会社としては、そこからアクセスが起こって、売上になってくれればもちろん、納得ですが、資料請求や問合せにも繋がらなければ、出費でしかないので…って話してくれていました。

アクセス解析に出ているアクセスも見込み客からのアクセスなのかどうか、疑いだしたら切りがないし、疑っても仕方がないし…と悩んでもいました。その悩みがAmazonに電子書籍をリリースすれば、少しは晴れると思うと、得と言うか、使わない手はないと思います。だって、それって電子書籍を削除するまで続くんでしょ?

 
君のいた会社の社長さんも、やっぱりそう言ったところで困っているんだね。成果報酬制のSEOに関しては、僕もさんざん調査してきたけど、ハンドリングするのは難しいと思うし、会社の利益に繋がる対策をとってくれる会社と出会うのは、本当に難しいと思う。そう言った意味でも、電子書籍をAmazonで販売すれば、その一端を無料でAmazonがやってくれるってことは助かるよね。

だけど、そういった購買欲求の高い検索シーンでのAmazonによる露出が、自分の電子書籍だけに限って永遠に続くというのは、ちょっと期待し過ぎかな。Amazonのそう言ったシーンで検索上位に露出するページや広告のリンク先は、テーマに沿ったキーワードに関連するカテゴリーページということがある。

こういった場合には、君の本の他にいろんな電子書籍が並ぶことが予想できるよね。そして、このページに表示される順番はAmazonが決めることなので、そのページで一番良いと言われる、最上部の左端をGETするには、やっぱり、本の販売数に影響するから難しいと思っておいた方が良いね。

あくまでも、販売機会を増やすための露出を経費と労力をかけずに獲得するチャンスが、このAmazonサイクルにはあると考えておいた方が良いよ。

 
よかった〜。妙な期待ばかり抱いて、後からガッカリするところでした…ありがとうございます。

でも、これだけのことをAmazonを使わずに自分の会社だけで再現しようとしたり、協力してくれて、確実な結果を出してくれるパートナー企業を探すとなると気が遠くなりますよね。それを、電子書籍をリリースするだけで、その恩恵に預かれるって言うのは、ホント助かることだと思います。

 
そうだね、助かるよね。

僕も初めの1冊を出した時には、淡い期待を抱いたよ(笑)自分の立てた仮説を良い方向で裏切ってくれってね!だけど、やっぱり甘かった。だけど、2冊目と3冊目は同時リリースにして、紹介ページも作り込んだ。Facebook広告も回して、次に検証したかったことも含め3つの仮説を検証し始めたんだ。

その内2つは、仮説通りの経過を見せてくれた。それが、これまで話をしたAmazonサイクル。

ここまでの要素が揃えば、自販していた電子書籍をAmazon Kindleに乗り換えた方が、効率は上がるって考えたんだ。もちろん、自販していたときよりは販売価格は落ちるけど、不正やお金を使ってガチャガチャやってくる人達が入り込む余地のないAmazonのプラットフォームなら、再現性も高くなるから、長い目で見ればAmazonサイクルに乗った方が良いと考えたんだ。

そして、僕も顧客としては何度も味わっていたはずなのに、仮説を立てていなかった、想定外のAmazonサイクルが起こりだしたんだ。それが、顧客に直接働きかけるAmazonのサイト外で発生する3つ目のAmazonサイクルなんだ。

顧客に直接働きかけるAmazonサイクル

 
ふむふむ、松村さんの予測を遥かに超えるAmazon、流石ですね!というより、松村さんの予測力が頼りないのかな?(笑)

というのは冗談ですが、1冊をリリースしただけじゃダメで、2冊目3冊目を同時リリースした時に、何が起こったんですか?それと、松村さんが「顧客として味わっていた」のに予測できなかったAmazonサイクルって、凄く興味があります。

 
1冊だけじゃダメで、2冊目3冊目の同時リリースという流れも、そうだけど、本当に1冊だけじゃダメなのかと聞かれれば、実はそうでもないんだ。

僕の場合、昔から言われる「3部作効果」というものをあまりにも信じすぎていたので、1冊目のプロモーションは、「どうせ失敗するだろう」という考えがどうしても消せなかったんだよね。だから、1冊目をリリースしたときの検証データを見るときも「やっぱりこの程度か」と、改善を加えることはしなかったんだ。

昔からある文学小説も3部作としてプロモーションされるし、ここ10数年の映画を見ても、大抵のヒット作は3部作。だから、僕の本も3部作にすれば、少しは売れるんじゃないかと考えていたんだね。だから、2回目に2冊を同時リリースしてプロモーションを行う時には、紹介ページのライティングにも凝ったけど、これと同じことをやれば、1冊目からでも僕が味わった結果以上の成果は出せると考えているんだよ。

icon-female75
なるほど!3部作ですね。

夏目漱石にも前期と後期の3部作があるって学校で習った覚えがあります。スターウォーズも3部作が昔あって、ダースベーダーの3部作、そして最近また始まったみたいですけど、あれも3部作になるんですかね〜?あ!マトリックスも3部作だ!

icon-man-right-smile
なかなかのSF好きみたいだね(笑)

実はこれ、本とか映画だけじゃないんだ。「3」という数字は、いろんなところで出てくる。僕が10年くらい前に提唱していた3点思考も「3」だし、ことわざにも「3」という数字はよく使われる。毛利元就の「3本の矢」って話は有名だよね。だから僕もいつも数字の「3」は意識しているんだ。

そして「1」という数字は、マーケティングやビジネスの世界では「不吉な数字」と言われることも多いし嫌われる数字としては有名なんだ。ただ、だからといって初めから3冊の電子書籍を出版しようとしなくても大丈夫。目的は本を売ることじゃないからね!本業を伸ばすこと、これが目的。そう考えれば、電子書籍は本業を伸ばす「1」となるから、他の2と組み合わせれば、「3」になる。だから、電子書籍の出版も1冊からウチでは受け付けているんだよ。

その話は、またにして、本題の「顧客に直接働きかけるAmazonのサイト外で発生する3つ目のAmazonサイクル」について…

 
ちょっと、ホッとしました。

松村さんのところで電子書籍を出版してサポートして欲しいと思っていましたが、3冊出版するなんて予算もないし、テーマも浮かばない…どうしよ〜って内心焦っていました。

でも、良かったです。

1冊でも、他と組み合わせて「3」にすれば、本業にレバレッジを掛けることができるんですもんね!ありがとうございます。じゃ3つ目の「顧客に直接働きかけるAmazonのサイト外で発生する3つ目のAmazonサイクル」について、教えてください。

 
そうそう、「3部作」はウチのおすすめであって、絶対じゃないんだ。君も好きなSF映画でもうひとつ有名な映画があるよね。「ターミネーター」なんて3部作で大ヒットして、4、5って出たよね?今度5が出るんだっけ?

3部作は成功するセオリーじゃなくて、見極めるためのセオリーなんだよね。3部作がヒットすれば、シリーズ化して人気がなくなるまでシリーズ本を出すというのが、今は主流。これは広告でも何でも同じなんだ。広告のテストも改善要素はたくさんあるけど、3要素に絞ってテストをする。そのテストが終われば本番。効果が出なくなるまでその広告を使うってのは、紙の時代もWEB広告の時代も変わらないんだ。そして、「顧客に直接働きかけるAmazonのサイト外で発生する3つ目のAmazonサイクル」でもAmazonは同じようなことをやってくれるんだ。

それが、きっと、君もAmazon会員なら受信したことがある「おおススメ商品のメール」

このメールで君が書いた電子書籍が紹介されるかどうかは、Amazon次第だけど、この選抜に当ればAmazonが直接メールで見込み顧客にアプローチしてくれるんだ。それともうひとつ、Amazonが君に代わってメールを送ってくれることがある。

それは、君が出品している電子書籍に変更を加えた時。

電子書籍は紙の本と違って、更新したり変更を加えたりすることができるんだ。紙の本ならそんなことはできないよね。そして、この更新版や修正を加えた電子書籍は、既にその電子書籍を無料、有料を問わず手にしてくれている読者に無料で届けることができる。

そして、その更新をAmazonに通知すると、Amazonの判断で、その更新通知をメールで読者に知らせてくれるんだ。君もそうだと思うけど、Amazonからのメールの開封率って高いよね?

こうやって、Amazonに電子書籍を登録していれば、いろんなシーンで見込み顧客にアプローチできるようになるし、読者との接触頻度を上げることもできるんだ。そして、今はまだ見かけないけど、ウチでやっているKindle出版の方法が広まれば、電子書籍と物販商品をAmazonに登録していたら、「この商品を買った人は」の欄に、その関連商品が掲載されるようにもなるんじゃないかな?なんて考えてるんだ。

本とサプリメントなどのセット購入なんかをAmazonが促してくれるようになると面白いことになるんじゃないかな〜って考えてる。あっ!ちょっとゴメン、電話が…


電子書籍がWEBサイトに与える影響

icon-man-right-smile
珍しく、仕事の電話だった…

最後に「電子書籍がWEBサイトに与える影響」についてだね。

「GoogleやYahoo!上で動き始めるAmazonサイクル」の話でも出てきたけど、本来は君のWEBサイトでプロモーションしなきゃいけないことを、Amazonが代わりにやってくれる事があるって話はもう良いよね。中には、この「電子書籍がWEBサイトに与える影響」の話をすると、Amazonの商品販売ページや著者ページからのリンク効果なんて話をしたがる人もいるんだけど、基本的に電子書籍の販売ページにURLの記載はやっちゃダメなんだ。

著者ページにホームページのURLを載せるのもタブー。見つからなきゃ良いやって載せる人もいるみたいだけど、削除されたり指摘されたら「見つかった」って考えるのは、Amazonを甘く見ている証拠なのね。

そんな、あざとい著者がまともな本を書いているとはAmazonも考えない。だからAmazonサイクルには乗せてくれないと考えた方が良い。

結局、Amazonからのリンク効果なんて有りもしない幻想に取り付かれて、Amazonサイクルという魅力的な効果を感じないまま、Amazon活用を止めちゃうって流れになっちゃうんだよね。

「電子書籍がWEBサイトに与える影響」には、電子書籍内に記載できるURLとの関係から整理しなきゃならないし、これは電子書籍を使ってどうやって本業にレバレッジを掛けるのかということとも密接に絡んでくるんだ、このあたりはまた後日で良いかな?

 
え〜今日は、ここでおしまいですか?時間は時間ですけど、3部作の話が出たんで、今日がその3回目なんで最後まで話してくれるかと思いました…

でも、お仕事なんですよね。分かりました。

次回はしっかり時間とっておきますので、よろしくお願いします。そして、電子書籍をどのように本業に繋げたら良いか、自分なりに考えてみます。よろしくお願いします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です