電子書籍とWEBサイトの関係

電子書籍出版の楽しさを知った女性起業家は、その後数日、自分が出版する電子書籍の原稿をどうやって構成しようかと頭を悩ませていました。WEBサイトを制作会社に依頼して作ってもらい、本業のイベント主催に追われる中、ブログの更新やSNSへの投稿を続けていたようですが、電子書籍とWEBサイト運営と言う初めて接するネット活用の方法に何かしっくりこず、原稿を書く手が止まっていたそうです…

そして、そんな時、松村から電話があった…

これまでの記事をご覧になられていない方は、下記からご確認頂けます。

本コラムは、HCM出版が行っているAmazon Kindleに電子書籍を出版して、本業にレベレッジをかける方法にチャレンジする女性起業家の事例をもとに構成されています。

 
もしもし…

最近仕事、頑張ってるようだし、本業も順調そうだね!もう、電子書籍を出版しなくても良いんじゃない?(笑)Facebook見ているけど、イベントも賑やかそうだし、ステキな方とのご縁も増えているんじゃないかな?

 
あ!お電話ありがとうございます!

仕事はなんとか順調です、イベントでも電子書籍の出版をするって話をしたら「私もやってみたい!」という方や「それって何?詳しく聞かせてもらえるかなぁ」って、若い起業家さんから大先輩の経営者の方まで興味を持ってもらえてるんですが、その後どうしたら良いのか分からなくて困ってるんです。

先生!今日時間ありますか?良かったら伺って、この前の続きをお願いしたいんですが…

それと、なかなか原稿が進まなくて…

電子書籍出版に取り組み始めると陥る墓穴

 
なるほど、了解。君もやっぱりみんなと同じ流れになってきたね(笑)この話を聞いて電子書籍を出版する方向で進みだすと、どうしても「今度出版することになりました!」って話したくなるんだよね。これは、本業にとっても良いことなんだけど、他の方達もみんな、そうなんだけどそこから『どんな本を出すのか』といった本業の話じゃなく、出版社的な質問攻めにあっちゃうんだよね。

ウチとしては、そういった出会いで著者さんが増えるのは嬉しいんだけど、スタートを切った君のような方達が、本業じゃなく出版社的な動きをし始めたら本末転倒になってしまうんだよ。

分かった!そろそろ方向修正が必要な時期かもしれないね!時間空けるから、こっちに来て頂けるかな?それから「先生」と呼ぶのは止めてくれるかな…んじゃ、待ってます。

 
お忙しいのに、時間とってくれてありがとうございます。

それと、気になったのですが、なんで松村さんのことを「先生」と呼んじゃいけないんですか?私にとって、松村さんは先生のようなものなのに…

 
あ…それね…僕はコンサルタントとしての活動もしているから「先生」と呼ばれることがあるんだけど、コンサルタントにもいろんな種類があって「先生型コンサル」と「パートナー型コンサル」があると考えてるんだ。そして僕は後者の「パートナー型」を目指しているんだよね。もちろん、コンサルタントとして、クライアントさんの相談に応えて行くためには先生的な要素も持ってなきゃダメなんだけど、そう呼ばれることにあまり良い思い出がないんだよ。

ひとつは、学生の時は体育の先生を目指してて、大学3年の時に高校教員の話をもらえたんだけど、選手になったでしょ、その後、引退して教職の道に進もうとしたけど、結局止めちゃったから、引け目みたいなものを感じているかもしれないね。それと、僕が目指してなれなかった学校教員としての「先生」を立派に勤めている先輩や同級生、後輩のみんなへの敬意と言うか遠慮みたいな気持ちもあるんだ。

これは「たまたま」かも知れないけど、こういった話をしたにも関わらず、僕のことをその後も「先生」と呼んだ人達は、みんな僕の元を離れたし、業績は…(汗)

 
分かりました!松村さん。

そう言えば、松村さんが「先生」だと、怒られ続きそうで怖いですね(笑)もしかして、離れて行かれた方々は怒られ続けて去って行ったとか…

 
ん〜そうだね…僕が「やめて」って言っていることを続ける人達だから、怒っていたかもしれないね。そして、ネット活用って言うのは「やった方が良いこと」よりも「やらない方が良いこと」の方が多くって、そっちの方が成果を上げるのに近道なんだよね。

そんな中で僕のコンサルに依頼頂いて、簡単に止めることが出来ることを止めないんだから、成果が出なくても仕方ないよね。結果、そう言った人達にとって、僕は、成果を挙げられないコンサルとなってしまう、だから離れて行ったんじゃないかな。

 
え!ネット活用って「やった方が良いこと」より「やらない方が良いこと」の方が、多いんですか!それ、逆に助かります〜。

でも、そう考えると電子書籍って、数少ない「やった方が良いこと」になりますよね?

 
やっぱりそうなるよね! 電子書籍を新たに始めることって考えちゃう。だから原稿を書く手が止まったり、難しく考えてしまって、結局、出版するのに何ヶ月もかかってしまって、その間、本業が疎かになってしまうと言う負の連鎖を起こしてしまうんだよね。

電子書籍を使って本業にレバレッジを掛けるのなら、まず、この感覚からクリアにしていかなきゃいけないんだ。

 
?え?

たまに、松村さんが言ってることが、よく分からなくなるんですけど、電子書籍が「やった方が良いこと」に含まれないってことですか?だって新たな取り組みじゃないですか、それって…

始めにお会いしたときから、松村さんはちょっと変わった方だな〜って思いましたけど、その感覚ってちょっと妙ですよ!

 
ちょっと「妙」か(笑)そうだね、たいてい僕の感覚は「ちょっと妙」か「かなり変」と思われることが多いかもしれないね。ただ、僕をうまく使ってくれる人達は、この感覚を「ユニーク」だと言って、ご自身の既成概念を壊すくさびみたいに使ってくれているんだ。

人と同じ感覚のままじゃ、その人達の倍以上の仕事やお金を使わなきゃ人以上の成果は上げられないけど、人と違う感覚なら、そうはならないよね。だから10年以上もネットとリアルを繋ぎながら、少ないリソースと限られた経営資産で仕事を進めていくことが出来ているんだよ。

 
あ!なるほどです!私の周りにいる凄い経営者さんやイベントに参加してくれた「なんか凄そうな人」ってみんな変だ!いや「ユニークな」方達だ!

わたしも、結構「変」だと言われたり、思われているみたいですけど、まだまだ甘ちゃんってことですね。それじゃ、詳しく電子書籍が「新たに始めることではない」ということから教えてもらっても良いですか?

電子書籍出版は新たに始めるWEB活用ではない

 
電子書籍がインターネットと相性が良いのは、これまでの話の中で理解できたよね。そして、これは、ウチの会社が電子書籍出版とWEBサイトの作成事業だけを残し、SEOやリスティング広告の運営代行などを縮小させたってことにも繋がるんだけど、簡単に言うと、電子書籍を使って本業にレバレッジを掛けるということは、これまで使っていたインターネットのメディアを変えるだけのことなんだ。

簡単なところから始めると、これまでブログに書いていたことをそのまま電子書籍にしたり、メルマガで発信していた情報をまとめて、電子書籍にするってことだね。

これは、何も新しいことじゃない。それこそアメ●ロやF●2なんかがブログを流行らせる時には、ブログを通じて紙書籍の出版という出口を見せる時代があったよね。実際にそういった流れで著者としてデビューされた方もいるし、コメンテーターになっている人もいる。中には、もともとブログも面白かったけど本を出すことで更に注目されて今じゃ「アルファブロガー」と呼ばれている人だっている。

彼らが初めに何をやったかと言うと、編集者が面白いと感じたブログ記事を印刷して綴じ込んだだけだよ。電子書籍の出版というのは、これと同じことを始めれば良いんだ。

 
なんか、聞いたことあります!そう言えば、メルマガをまとめた紙の本って言うのも読んだ記憶があるように思います。

松村さんの話を聞いていると、インターネット活用の歴史を勉強しているみたいな感覚になっちゃいますね。そう言われてみれば、最近じゃ「ブログを出版」なんてあまり聞きませんけど、もしかしたら、今後「ブログを電子書籍として出版」なんてサービスが増えてくるんでしょうか…私にもその仕事なら出来るかも!

 
そうだね、「ブログを電子書籍として出版」といったサービスは、今後増えてくるだろうね。でも、考えてみて。ブログを紙の本で出版してうまくいくのは出版社の目利きと販路を持っているからだよ。そういったバックボーンがないのに紙をデジタルに変えたところで、印税収入を得るなんて愚か、本業に変化なんて起こらないよね。

そして、ほら…君は本業にレバレッジを掛けるための電子書籍を出版したい人であって、出版事業を始めたい人じゃないよね?自分の本業に集中しなきゃ!

出版社としての活動は、そういったバックボーンを備えてからじゃないと、結局お客さんを泣かす羽目になっちゃうんだよ。

 
やっぱり、松村先生怖い〜怒られた〜

でも、お話し頂いた通りだと思います。仮に今、私が出版事業を始めても電子書籍を作ることは出来ても、それを売ってあげたり、本業に繋げるなんて出来ません。電子書籍を作るだけならソフトも無料でネット上にあるし、そんなに料金も頂けないだろうから直に虫の息になっちゃいそうです。

 
そこなんだよね…

僕も電子書籍の出版社が増えたり、この電子書籍業界が元気になってくれることは嬉しいんだけど、電子書籍のファイル作成だけで高額を請求するようなネット上の知識格差だけどを利用した業者が増えるのだけは、避けたいんだよね。これって正にここ数年のSEO業界みたいな流れなんだよ。だから絶対にそう言った業界にはしたくないし、僕たちHCM出版はそこを守り続けるよ。

そのために、電子書籍出版の次のステージを開拓中でもあるんだ。

 
さすが、HCM Next Connectさんですね(笑)常に次を見据えていらっしゃる(笑)

でも、もう大丈夫ですよ!電子書籍出版の次のステージにはとても興味がありますが、そこの開拓は松村さんの会社に任せます。私はまず、自分の本業にレバレッジを掛ける電子書籍出版に取り組みます。

ブログのコピペは電子書籍として出版できない

 
それじゃ、話を進めるね。電子書籍出版とWEBサイトの運営には密接な関係があるんだ。もちろん、これまでに発信してきたブログ記事をまとめて電子書籍として加工し出版することは出来るんだけど、Kindleの場合は、それだけだと出版させてくれないんだ。

なぜかというと、ネットを見れば無料で手に入れられる情報を例え最低価格で販売する電子書籍で売るとなると、読者はお金を払うわけだよね。そのブログを電子書籍にしただけの本を買ってしまった読者が、その後、そのブログを見つけたらどんな気持ちになるかな〜?もしかすると「騙された」って気持ちになるかもしれないし、そこまでならなくても「損をした」ような気分にはなるよね。

そのキッカケをAmazonが担ったと感じてしまうとどうだろう…

そんな嫌な体験をした読者はAmazonで電子書籍を買うのを躊躇しだすんじゃないかな?そうならないように、Amazonはリリース前に原稿の内容をインターネット上を検索してチェックしているんだ。

 
なるほど〜じゃぁこんな方法はどうですか?

例えば、既に2〜3年くらいブログを運営していたとしますよね。それらのブログ記事はアクセス解析によって人気の記事とそうでない記事を選別することも出来ますし、売上や集客に繋がっている記事かどうかも見分けることが出来ますよね。

そして、どんなキーワードで検索されているのかなんかもブログのアクセス解析を見れば分かるので、そういったアクセス解析データをもとに、出版する電子書籍の構成を考えて、新たに書き起こすってのはどうですか?

電子書籍とインターネットの相性は抜群
良いところに目をつけたね!

その通り、そして「書き下ろす」ってところがポイント。アクセスの多いブログ記事やセールスページに誘導できたブログ記事、この他、似たようなキーワードでアクセスされているような記事を抜き出して、カテゴライズしていく。その中からもっとも話を膨らますことが出来そうなテーマや、見込み客に一番始めに知っておいて頂きたいテーマをもとに電子書籍の原稿を書いていくんだね。

 
そうやって原稿を書いていくと、既に電子書籍の「骨子」は出来上がっているし、過去に経験したことを思い出しながら書き進めることが出来るので、3万文字くらいはすぐに書けちゃうんだよ。

それと、この行程を踏むには、もうひとつの意味があるんだ。

それは、電子書籍をAmazonにリリースしたら、その書籍の紹介ページを作るんだけど、既にその書籍に関連したページは、原稿の材料になったブログ記事の数だけ、WEBサイト内に存在していることになるよね。そのブログ記事の中にはアクセスされている記事やサイトの中でも人気の記事になっている…

ということは、その紹介ページ(電子書籍のセールスページ)に広告を出したり、検索上位表示の施策をゴリゴリ盛り込まなくても、アクセスを発生させることが出来るようになるんだ。

 
なるほど〜、わたしは1から原稿を書こうとしていたから手が止まってしまっていたわけですね。

それと、本をリリースして、例え前回お話し頂いたAmazonサイクルに乗ったとしても、それまでってやっぱり広告とかSEOとか必要だと感じていましたし、松村さんが広告費10,000円で1,000冊以上もダウンロードさせるのに成功したのも、そう言ったテクニックがあるから出来ることじゃないのかなってちょっと心配になっていました。

でも、納得です。

既に、人気の記事やテーマに沿った電子書籍なら、その人気記事へのアクセスから、本の紹介ページにアクセスを誘導させることも出来ますよね。

でも、これからホームページを立ち上げる人やブログを書いていない人の場合は、どうやって原稿を書けば良いんですか?

どちらかというと、わたしはこの部類に入ると思いますし…

 
それじゃ、一旦休憩して、次は「ブログやホームページを持たない著者が3万文字以上の原稿を書くコツ」について話を進めるとしよう。

Amazon、Amazon.co.jp、KindleおよびそれらのロゴはAmazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です