トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術

ここ最近、出版に関する企画書を希望頂くことが増えています。

出版を希望される人達でも、いざ出版するとなると、何をどのように書き、そしてその書籍をどのように流通させれば良いのかがボンヤリとしか見えていないと言うことはよくあることです。

小説や絵本を出版したい人なら、そう言った構想は既にあるとは思いますが、ビジネス書を出版して、その本からお客様や見込み客を増やしたいと考えた場合、どのような書籍を書き、どのような出版形態の上に流通させるのかを迷ってしまうと言うわけです。

私はこれまで、そう言った「企画」は、パワーポイントなどを使ってプレゼン資料を作成し、メールで送信したり、プレゼンの場で解説を加えながら、そのまま企画を膨らませていったり改善を行って来ました。

ただ、すべてが上手くいったわけではありません。

幸い、ホームページの作成やホームページの運用に関して、これまでに数100の提案を行って来たこともあり、これらに関してもプレゼン資料を作って来ましたので、お付き合いが長いクライアント様からは、プレゼン資料の作成などのご依頼も頂きます。

しかし、最近では、より限られた時間の中で、プレゼン資料を作成した人物以外でも適切にプレゼンを実施できるような資料の作成を求められるようになって来たのです。

そこで、いくつか気になった書籍を手に取ってみたのですが、その中でも特にお勧めしたいのが、「トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術」と言う書籍です。

ただ、この本を読んでいて面白いのは、「1枚にまとめる技術」を200ページに及ぶ書籍で解説しているところです。

この本自体は、非常に分かりやすく、私もプレゼン資料のページ数を少なくするための改善に大いに役立っています。今後改善を進めれば、プレゼン資料はいつも1枚にまとめられるようになるかもしれません。

しかし、逆のことを私は考えてみたのです。

それだけ「伝わる1枚」を書けるようになると言うことは、200ページを超える書籍も書けるようになるのではないかと…

実際、本著の中で紹介されている「1枚にまとめる技術」を、より鮮明に読者に伝えるためには、200ページを超える紙面が使われています。逆を言えば、受け手に鮮明なイメージを伝え「行動を起こさせる」ためには、それだけの情報が必要だと言うことをこの本が物語っていると感じたわけです。(お陰で、私は動かされました)

そして、この「1枚にまとめる技術」の過程は、書籍の原稿作りにも非常に似ている点がたくさんありました。だからと言って、この1枚にまとめた企画書を出版社に持ち込んだところで、採用されるのは難しいでしょう。しかし、本著に書かれた行程を経て、1枚にまとめた「執筆企画書」は、原稿の方向性を定め、どのような流通チャネルに載せ、その流通の中、どうやってビジネスに繋げるのかと言った戦略を定めてくれることだと思います。

是非一度、お読み頂けると良い本だと思います。

「トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術」

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