商業出版や一般的な自費出版とも異なります

 あなたが出版を望んで出版社の門を叩くとき、出版社はその本が売れるかどうかを吟味し、そして、売れる内容に編集し直します。ここには、その時々の「売れる潮流」が加味されるため、著者自身が本当に伝えたいことが本の中に書けなくなってしまうケースが潜んでいます。しかし、私たちがお手伝いしているデジタル出版は、あなたのビジネスを拡大、拡散するために必要な出版企画からサポートさせて頂き、そして販促のお手伝いや読者を顧客に変えるお手伝いをさせて頂いています。

 ですから、私たちがお手伝いさせて頂いているデジタル出版は、一般的な商業出版とも自費出版とも異なります。

このページでは、私たちが手がけている様々な出版方法に関して詳細なメリットとデメリットをご案内していますので、ぜひ、隅々までお読み頂いて出版を通じて「あなたのデキル」を拡大してください。ご質問なども受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

私たちは定期的に出版セミナーを開催しています。出版コンサルタントが講演する出版セミナーと出版社が講演するセミナーの違いは想像できますか?


商業出版との違い

 ここでは、まず「商業出版」の概要について解説します。商業出版を実現するための方法やその費用と必要期間などを紹介し、あなたが受け取ることとなる印税に付いて紹介した後、私たちがお手伝いしているデジタル出版との違いをご案内します。

商業出版を実現する2つの方法

 出版を希望されるほとんどの方が目標にするのが、この商業出版ではないでしょうか。商業出版の実現には大きく2つのルートがあります。ひとつは、大手出版社からオファーを頂き本を書くケースと、出版社に書籍の企画書などを持ち込み採用されルケース。近年この後者のケースを増やすために、また出版社自体が「売れる著者」を探す労力を軽減するなどの目的から出版コンサルタントなどと連携し出版セミナーや講座が開かれています。出版希望者はまず、この出版セミナーに参加し出版企画書を作ったり、その講座を通じて出版社に企画を持ち込むケースが増えているわけです。

出版コンサルタントが主催するセミナーや講座の参加費用に関しては、様々あるようですがベストセラー作家を輩出している講座などはやはり、50万円や70万円と言った費用が必要で、その期間は6ヶ月程度が一般的なようです。これらの講座で出版物の企画書の書き方や粗原(あらげん)と呼ばれる、書籍の概要などの書き上げ方を学び、そこから出版社にそれらを持ち込みます。これら一連の行程を経て晴れて採用された場合にのみ、出版契約が結ばれ、原稿の執筆に取りかかっていきます。

 出版をサポートしているコンサルタントの中には、講座などの参加費用を抑えるケースもあり、この場合は、出版された際の印税(著作物使用料)の一部をコンサルタントが手数料として頂くと言う形態が採られているようです。

商業出版で受け取る報酬に付いて

報酬の仕様には「契約金型」と「印税方式(著作権使用料)」の2通りがあります。「契約金型」で出版契約が結ばれるケースのほとんどが、既に何かしらの業界で実績を残していたり知名度をもっている専門家や著者などに対して出版社からオファーがあった場合に採用されるケースがほとんどです。契約金額の相場は、その専門性や出版社が予測する「本の売上」によって左右しますが、私たちの調査では1冊100万円や数100万円が、その相場のようです。この契約金型の出版の多くは、その後の印税報酬(著作物利用料)の支払いはないと言う契約形態も多く、契約金額と印税の両方を著者報酬として支払うケースでの出版オファーもあるようです。

出版と聞いて、その報酬を期待する場合は印税の獲得と言うのが一般的な認識のようですが、正確には出版社があなたの著作物を使って売上を獲得していると言う事実から発生する「著作権使用料」を受け取る。というのが適切な表現になります。

「印税」という言葉には「税」の文字が付いていますが、租税の一種ではありませんのでご注意ください。受け取った印税は正確には「著作権使用料」ですから、所得税の対象になりますし、消費税の対象にもなります。

この印税率(著作権使用料率)は、出版するジャンルによっても異なりますが、概ね書籍本体価格の3〜10パーセントと言うのが相場で、ベストセラー作家などになると10パーセントを超える印税を獲得している著者もいます。また、この印税の支払い方式には「発行印税」と「売上印税」があり「発行印税」は、印刷した部数に対して印税が支払われるもので、「売上印税」は実売数に応じて印税が支払われます。私たちの出版社を通して、あなたが書籍を出版した場合はデジタル出版となりますので、電子書籍はもちろん、紙の本でもプリント・オン・デマンド(POD)といった在庫をもたない出版を行っていますので、印税(著作権使用料)のお支払いは実売数に応じて支払われる「売上印税」となります。

デジタル出版と商業出版の違い

 私たちがお手伝いしているデジタル出版は、電子書籍の出版と原稿量や企画に応じてプリント・オン・デマンド(POD)といって、受注に合わせて印刷製本をする紙ベースの書籍を出版するお手伝いをしています。出版して頂くためには、私たちが主催したり代表が講演する出版に関するセミナーなどにご参加頂くか、当ホームページからご相談頂くことがスタートとなります。

電子書籍のみの出版の場合は、Amazon Kindleに代表されるように、出版社(私たちも含みます)を通さずに本をリリースすることができます。出版企画の立案や本の構成、原稿執筆のお手伝いなどが不必要な場合は、原稿を電子書籍ファイルに加工する手数料のみお支払い頂く場合と、これと合わせブックデザイン(表装画像の作成)費用のみでご依頼頂くことも可能です。この場合は文字数にもよりますが最低3万文字3万円(税別)から出版を実現頂くことが可能です。

【原稿持ち込み自力出版】

 電子書籍の原稿を持ち込んで頂き、出版に必要なファイルの作成のみをご依頼頂く場合は、各電子書籍販売サイト(Amazonや楽天koboなど)へのご登録はお客様自ら行って頂いております。そのため、印税の受け取り登録などは、すべてお客様の方で実施・管理頂きます。そのため各販売サイトから支払われる印税は、すべてお客様の報酬となります。(弊社が関与することはありません)

【デジタル出版の特徴】

 商業出版とデジタル出版のもっとも異なる点というのは、商業出版は「本を売るために出版」しますが、私たちがお手伝いしているデジタル出版は「出版を通じて本業の売上や認知度の拡大」を目的としています。このため、本の企画は、出版物をどのような属性(読者層)に届け、読者があなたの書籍を読み終えた後に、どのようなアクションを起こし、あなたのお客様になって頂くかといった「読者を顧客に変える」設計から行っていきます。

 商業出版は「出版社」が企画し、出版すること、本を売ることをお仕事としていますが、私たちは、本を通じてあなたやあなたの会社をプロモーションすることをお仕事としているわけです。その最たる手法のひとつが、無料キャンペーンです。商業出版の場合は、出版物を印刷、製本するために、また、そのコストを発行部数によって抑えるために、まとまった冊数を印刷・製本するコストが必要になります。このため、商業出版だと(従来型の自費出版も同じですが)本を無料で読者に届けると言うことは出費、もしくはリスクでしかありません。

この点、デジタル出版は電子書籍とプリント・オン・デマンド(以下「POD」)ですので、電子書籍の場合は、1冊配っても1万冊配っても出費は必要ありません。また、Amazonを使う場合には、より多く配ることで嬉しい特典も獲得することができます(詳しくは「なぜ、Amazonにこだわっているのか」を参照ください)。

【デジタル出版 費用と報酬】

 デジタル出版は、従来型の自費出版に近い形態にあるかもしれません。そのため、出版に必要な初期費用を頂くこととなるのですが、私たちの出版アカウントを通して出版頂くことで、印税割合(著作権使用料割合)を調整させて頂きますので、その初期費用を抑えて出版頂くことが可能です。もちろん、販売部数が一定数以上になれば、この割合を調整し、あなたが受け取る報酬を増やして頂くこともできます。

【デジタル出版 最大のメリット】

 デジタル出版の最大のメリットは、在庫を必要としないということです。在庫を必要としないため初期費用を抑えることができる他、紙本の最大のリスクとも言える「絶版」を迎えることがありません。あなたの出版物は、あなたが出版を取りやめするまで未来永劫に売り続けることができるわけなのです。「出版」という概念だけでこの「絶版」をイメージするのは、出版の経験がない方や通常の出版に慣れ親しんだ人に難しいかもしれませんが、私たちが考える「絶版」というのは、「商品の在庫切れ」にあたります。

通常、商業出版を実現したとしても、2刷、3刷と増刷が続かなければ、向かう先は「絶版」となり、絶版を迎えれば、著者としてのポジションはなくなり「過去の人」「(ただの)出版経験者」となります。絶版を迎えるまでに次回作の出版ができれば「著者」と言うポジションは続きますが、昨今の読書離れ、紙本離れと出版セミナーの乱立から、2作目のオファーを獲得できる著者は極限られた作家に限られてきているようです。

 また、デジタル出版は在庫をもちませんので、「絶版」を迎えない、いわゆる「商品の在庫切れを起こさない」とお伝えしましたが、このことは更に「追加生産のコストが必要ない」ということを意味します。加えて、商品在庫(書籍在庫)が存在しませんので改訂版や最新情報の追加がいつでも可能になります。この他にも、電子書籍とPOD版の書籍を出版することで得られるメリットやプロモーション戦略には、ここではお伝えしきれないほど様々な方法があります。ぜひ、出版を新たな視点で捉え直し、デジタル出版を通してあなたの「デキル」を拡大するお手伝いを私たちにさせてください。

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デジタル出版に関する最新情報などはニュースレターでも配信しています。

では、次はlist-yajirushi『自費出版とデジタル出版の違い』についてご案内致します。