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電子書籍の現実2018-08-22T17:00:34+00:00

電子書籍は2012年にAmazonが、日本国内でもセルフパブリッシング(自己出版)サービスのKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)をリリースしたことを受け第一次電子書籍ブームが起こりました。

しかし、当時のブームは、紙の本をデジタル化しただけであったため、その熱はすぐに冷めるものの、この時、数多くの電子書籍販売サイトや電子書籍出版を煽るコンサルタントが、生まれ、新たな市場を作ったかに見えました。

2018年現在、電子書籍は「雑誌」「漫画」と言ったジャンルでは伸びているものの、その多くは「月額定額制」のサービスに支えられている状態にあります。また、海賊版問題やAmazonと大手出版社間での問題も相次ぎ、適切に著者への収益が分配されない現状も残っています。

このような現状を踏まえつつ、私たちは、ビジネス書の電子書籍活用法を実践検証し、その注意点と活用メリットを見つけることができました。

本ページでは、そのデメリットとメリットをご紹介します。

電子書籍は「Free」に支えられている

電子書籍は漫画に学べ

電子書籍のビジネス書も日々出版されてはいるものの、読者は一部の限られたアーリーアダプター層(初期採用者)からアーリマジョリティ層に移行しきれない、まさに「キャズム」にあります。

2018年現在、電子書籍版のマンガや雑誌の人気は、各社が提供する月額定額制の読み放題サービスが支えています。

しかし、この「月額定額制の読み放題サービス」は、適切な印税を著者に支払えない、出版社が経営に必要な利益を確保できないと言った状況を生み、この問題は現在進行形で続いています。

私たちは「キャズムを超える戦略」に加え、現代日本出版界が抱える問題を整理し、そしてAmazonの躍進を味方につける出版方法、書籍活用法を実践検証の中から探ることにしました。

【キャズムとは】キャムズとはアメリカのマーケティング・コンサルタントであるジェフリー・A・ムーア(Geoffrey A. Moore)氏が、1991年に著書で提唱したマーケティング理論です。詳しくは、こちらを参考にしてください→『キャズム Ver.2 増補改訂版 新商品をブレイクさせる「超」マーケティング理論』

儲からないモノにコストをかけてはならない

ビジネスにおいては、当たり前のことですが、儲からないモノにコストを投じてはなりません。しかし、商材や営業ツールを「単体」で考えるのも、愚者の思考です。

利益率の低いもの、売るのが難しい商材は、「セールスの達人」に販売を委託すれば…有名なメーカーや出版社から出版すれば、売れるのではないかと考えるのは、幻想でしかありません。

利益率の低いもの、売るのが難しい商材は、その他、あなたが取り扱っている商品やサービスと組み合わせた場合に、利益を底上げするパーツになるかを考えることが大切です。

もちろん、「切り捨てる」という選択肢もあります。

では、冷静に電子書籍版のビジネス書を

  1. 出版する価値はあるのか?
    もし、出版する価値があるのなら、
  2. どれだけのコストならかけても良いのか?
  3. 加えて、どのように運用するのが現実的なのか

以上3点に関して確認していきましょう。

電子書籍に投じるコストは最小限に

電子書籍版ビジネス書を出版する価値の真相

電子書籍を出版する価値があるのか!?と、聞かれれば、私たちは、ためらう間もなく

「大いにある」と、
答えます。

しかし、続けて

「それには、いくつかの条件がある」と、
加えます。

電子書籍版ビジネス書を出版する価値

その条件とは…

  1. 電子書籍1冊だけを出版しても、ほとんど価値はない (自己満足&散財に終わる)
  2. 電子書籍(特にKindle)の仕組みを理解する必要がある
  3. 企画や執筆に時間、労力、資金を投じてはならない

以上、3つです。
では、それぞれ解説していきましょう。

電子書籍の出版で抑えるべきポイント

「○○すべき」と言う表現を人は嫌います。

しかし、このページでは、読者に嫌われる(精読率を下げる)表現をいくつか使用しています。その理由は、世に溢れる電子書籍に関する情報と、このページでお伝えしている情報には、大きな乖離があるからです。

このストレス(精読率を下げる言い回し)を感じながらでも、読み進めることで、深いレベルで、本ページの情報をあなたのものにできるため、あえて、このような手法を使わせていただいていることをお許しください。

電子書籍に投じるコストは最小限に

電子書籍だけを出版しても、ガッカリさせるだけ。

過去、私が初めて電子書籍を出版した時、クライアントや交流があった友人や知人、企業の社長さん達から「おめでとう!」「よかったね!」と、たくさんの声をいただきました。「どこで買えるの?」と、聞いてくださる方も多く「あ!Amazonで買えますよ!」と、伝えると、今すぐ買うよ!と、SNSでもコメントを寄せてくれる人がたくさんいました。

しかし…

電子書籍だと判ると…
電子書籍を読んだことのない人も多く、どうすれば読めるのかがわからない…「紙の本じゃないんだ…」と、ガッカリさせてしまいました。

この出来事は、それほど古い話でもなく
2015年暮れのことです。

その後、出版サービスを始め、当初は電子書籍の出版サービスからのスタートでしたので、実績を作るために、知人数名に無料で出版しませんか?と、アポイントを取ったのですが「電子書籍なら、いいや…」と、この時もガッカリさせてしまったのです。

体験談「出版」と聞くと、ほとんどの人が、紙の本をイメージし、出版は誰でもできることではないと言う認識があるため、「おめでとう!」となります。

しかし、電子書籍と知ると、「知っている人」は、誰にでもできることと感じ、知らない人は「慣れ親しまないもの」と分かると、どう反応して良いのかわからなくなるため、私が体験したようなことが起こります。

しかし、冒頭でお伝えした通り、電子書籍は「キャズム」にあります。私たちは経験によって、アーリーアダプター層にアプローチする商材の場合には、この電子書籍出版を「残念な結果」に終わらせない方法があることをみつけました。

そして、この方法を進めていく中でキャズムを超える仕組みを手に入れることができたのです。

電子書籍の仕組みを最大限活用すべし!

電子書籍はKindleで複数出版すべし!

このキャプチャは、Kindleで電子書籍を最後まで読んだ際に表示される画面です。

ここには「著者ページ」のプロフィールアイコンが表示され、「シリーズ本の次巻」が表示され、加えて「おすすめ」には、Amazonの販売ページでよく見かける「この商品を買った人はこんな商品も買っています」に表示されるオススメ書籍が掲載されます。

2〜3冊以上の電子書籍を出版し「シリーズ登録」を行なうことで、これらの機能を存分に活用することができます。

電子書籍販売の王道として「初巻」を無料もしくは低額に設定し購入を促すという手法があります。

Kindleには、90日周期で5日間の無料キャンペーンが、実施できるため、定期的な無料キャンペーンを実施し、シリーズ本を読者に届けるわけです。

こうすることで、次のアイデアが生まれます。

電子書籍を3冊出せば、紙の本が1冊できる

電子書籍3冊で紙の本1冊

電子書籍版ビジネス書の最適な文字数は、約3万文字と言われています。仮に電子書籍3冊をシリーズ本としてAmazonのKindleにリリースすると仮定します。
すると、この原稿約9万文字を使い単行本サイズ(148mm × 210mm)の書籍を出版することができます。

こうすることで、あなたのAmazon著者ページには、4冊の本が並びます。また、電子書籍よりも紙の本が良いと言う読者のニーズにも応えられるようになるわけです。

理想は、15万文字ほどの原稿を、分割版電子書籍5冊、すべてを収めた電子書籍とPOD本の7冊を出版するのが最適です。しかし、執筆が負担になる場合は、この負担を軽減することを優先させてください。

紙の本はPOD出版を使うことで、出版費用は、電子書籍データをPOD用データに変換するだけです。

Microsoft™️Wordなどの文章ソフトに書かれた原稿を電子書籍とPODの2様式で出版することを念頭に置き作業すると、重複作業、重複コストの削減になります。

電子書籍と紙本はセットで企画しましょう電子書籍の手軽さを残しつつ「手軽な故に価値が劣る」と言う電子書籍のデメリットを払拭するのが、POD出版が持つ、もうひとつの魅力です。

Kindle本を読み終えた後に表示される「本を閉じる前に」以外にも、シリーズ本の購入を促す方法は、ご契約者様だけに開示している内容なので、ご了承ください。

また、POD本とKindle本の連携に関しては、書籍企画自体をPOD本前提で組み立て、シリーズ本を「PODの分割本」と位置付けることで、スムーズな連携を果たします。

では、次に「電子書籍とWEBを繋げる」方法と、その効果をお伝えします。

電子書籍はブログのKindle化から始める

電子書籍に限らず、初めて出版する際は、極力費用を抑えることが重要です。

プロに依頼すると自費出版費用が、どんどん高額になってしまう項目は極力削除するよう心がけるわけです。「投資金額」と「投資時間」のバランスを忘れずに、出版に取り組んでください。

その項目で真っ先に挙げられるのが、「書籍企画」であり、「執筆」です。

この費用と時間に加え「労力」も無駄に費やしてはなりません。

ビジネス書出版の原稿執筆のために、本業の時間を割いていたのでは本末転倒です。また、本業の時間外で執筆を行なっていたのでは、体調を壊しかねず、本が売れなかったり、出版効果が出せなかった場合に、「改善する意欲」どころではなくなります(商業出版では、この「改善」すら、ままなりませんが…)。

ブログのアクセス解析を参考に原稿を抽出する

執筆労力やブックライター(ゴーストライター)の費用を削減し、ビジネスツールとしての書籍を出版する場合は、ブログ記事のアクセス解析を使うのが、一番確実です。

もっともアクセスを集めている記事や充分な閲覧時間(滞在時間)を確保できている記事、お問い合わせや、資料請求、加えて商材販売ページへの誘導を果たしている記事を順にピックアップし、出版原稿に必要な文量をブログ記事の中から集めます。

各ブログ記事同士には、直接的なつながりがない場合もあるので「つなぎ文章」を加筆します。

通常ビジネスブログは、あなたのビジネスをテーマに更新されているはずですので、書籍テーマはブレません。

ブログのアクセス解析を、「書籍」という媒体に転換した際の「仮説」として利用するわけです。何のデータもなく、1から執筆をする場合や出版社や編集者の体験知による企画よりはるかにリスクヘッジとなるでしょう。

ポピュラーハイライトを立体的に活用する

「ポピュラーハイライト」とは、Kindle特有の仕組みで、電子書籍読者がマーキングした箇所を書籍内で共有できる仕組みです。

多くの電子書籍読者は、他人がマーキング(ハイライト)した箇所を目障りと感じ、この機能をオフにし、読者自身が気になったところだけをハイライト(マーキング)します。

ポピュラーハイライト機能を「ON」にすると、何人の読者が、そのくだりをハイライトしているかが判るようになります。この機能は著者にとって、読者が、どのような文章や段落を「参考になった」と言っているのかを知ることのできる、とても著者にありがたい機能です。

このようなデータ収集は、紙の本では不可能です。

この「ポピュラーハイライト」を使ったテクニックは、ご契約者限定、または講座でのみお話ししている内容となります。詳細に興味がある方は、下記より、テキストをご購入の上、セミナーもしくは講座に参加いただくか、マンツーマンレッスンをお申し込みください。

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